Codex CLIで稼ぐ人のAGENTS.md活用術|Claude Codeとの違い

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そもそもCodex CLIって何?(おさらい)
Codex CLI(コーデックス・シーエルアイ)は、OpenAI(オープンエーアイ)という会社が出している、AIに作業を任せるための相棒ツールです。ChatGPTを作っている会社の、いわば「兄弟分」のような存在です。
つまり、ChatGPTが「ブラウザで会話するAI」だとしたら、Codex CLIは「あなたのパソコンの中に住み込みで来てくれるAI助手」です。文章を書いたり、資料を整えたり、ホームページの修正をしたり、いろんな作業を任せられます。
なぜCodexにも「md」が必要なのか?
前回の記事でもお伝えしましたが、AIで稼ぐ人と稼げない人の違いは、たった1つです。
稼ぐ人 → 一度ルールを mdファイル に書いて、AIに自動で読ませる
これはClaude Codeでも、Codex CLIでも、まったく同じ。ツールは違っても、使う人の「作法」は共通しているんです。
ただし、Codexには Codex専用の「家訓」ファイル名 があります。それが AGENTS.md です。
AGENTS.mdとは?──Codexの「家訓」ファイル
AGENTS.mdは、Codex CLIが作業を始める前に 必ず最初に読みに行く ファイルです。プロジェクトのフォルダの一番上に置いておけば、Codexは自動で中身を覚えてから動き始めてくれます。
「AGENTS(エージェンツ)」は「助手たち」という意味。つまり「うちの助手たちへ。仕事をする前に、これ読んでね」というメモなんです。
AGENTS.mdに書くべき「6つの基本要素」
AGENTS.mdには、決まった書き方はありません。でも、稼ぐ人がほぼ必ず入れている要素が6つあります。
- このプロジェクトの目的(例:副業ブログの記事制作)
- ターゲット読者(年齢・性別・悩み)
- 使う言葉のルール(口調・NGワード)
- ファイルの置き場ルール(記事は articles/、画像は images/)
- 作業の進め方(提案→確認→実行など)
- 絶対にやらないでほしいこと(誇大表現・無断公開など)
AGENTS.mdのテンプレート(コピペOK)
「ゼロから書くのは不安…」という方のために、私が実際に使っているテンプレートの骨組みをお伝えします。
# プロジェクト名 ## 1. このプロジェクトの目的 ここにプロジェクトの一行説明を書く。 ## 2. ターゲット 誰のために作っているかを書く。 ## 3. 言葉のルール - 口調:です・ます調 - NGワード:絶対稼げる/簡単に儲かる など ## 4. ファイル置き場 - 記事:articles/ - 画像:images/ - 設定:config/ ## 5. 作業の進め方 - 大きな変更は事前に提案してから実行 - 完了したら必ず一行で報告 ## 6. やらないでほしいこと - ファイルの無断削除 - 個人情報を含む内容の公開
これをそのままコピーして、自分の言葉に書き換えるだけ。所要時間は 15〜30分。これだけで、Codexが「あなた専属の助手」になります。
Codexで使う「5種類のmdファイル」
AGENTS.mdは家訓。でも、それだけじゃ足りません。稼ぐ人は、Codexで 5種類のmdファイル を使い分けています。
① AGENTS.md ── 家訓(最重要)
すでにお話しした通り、Codexが最初に読む「全体ルール」ファイルです。プロジェクトの一番上に置きます。
② README.md ── 案内板
「リード・ミー(私を読んで)」の意味。プロジェクトを開いた人(自分や他のAI)が最初に読む案内板です。「このフォルダは何?どこに何があるの?」を書いておきます。
③ prompts/*.md ── よく使う「お願い文」のひな形
Codexに毎回お願いする内容を、ひな形として保存しておくフォルダです。たとえば prompts/article-write.md を作って、「記事を書くときにいつも頼むこと」を書いておきます。
使うときは「このひな形を読んで、テーマだけ◯◯に変えて」と頼むだけ。毎回ゼロから打ち込む必要がなくなります。
④ docs/*.md ── プロジェクトの「説明書」フォルダ
大きなプロジェクトになると、AGENTS.md1枚では収まらないルールが出てきます。そんなときは docs/ フォルダを作って、テーマごとに分けて保存します。
docs/writing-rules.md── 文章のルール詳細docs/seo-checklist.md── SEOチェック項目docs/brand-voice.md── ブランドの声・世界観
こうしておくと、AGENTS.mdは「玄関の家訓」、docs/は「各部屋の張り紙」のように役割分担ができます。
⑤ CHANGELOG.md ── 変更日記
「いつ、何を変えたか」を記録しておくファイルです。Codexは過去の経緯を知らないので、CHANGELOG.mdがあると「最近、何を変えたっけ?」とCodexに聞いたとき、ちゃんと答えてくれます。
半年後の自分、そして次にこのプロジェクトを触る助手(人でもAIでも)への、いちばん優しい贈り物です。
Claude CodeとCodex CLI、mdの使い分けはどうする?
「結局、Claude CodeとCodex、両方使うときはどうすればいいの?」とよく聞かれます。答えはシンプル。両方のファイルを並べて置いておくだけです。
├ CLAUDE.md(Claude Code用の家訓)
├ AGENTS.md(Codex CLI用の家訓)
├ README.md(共通の案内板)
├ docs/(共通の説明書)
└ articles/(共通の成果物置き場)
家訓ファイル(CLAUDE.md/AGENTS.md)は、それぞれのAIが自分の名前のファイルだけを読みに行きます。だから、両方並んでいても混乱しません。
多くの場合、中身は 9割同じ でかまいません。ただ、それぞれのAIの得意・不得意に合わせて、1〜2行だけカスタマイズすると、もっと上手に動いてくれます。
稼ぐ人のCodex運用フロー(3ステップ)
完璧を目指さず、まず置くのが大事です。使いながら直していけばOK。
prompts/ フォルダに保存します。例:
prompts/article-write.mdに「3000字、見出し3つ、です・ます調」と書いておく。次からは「このひな形でテーマ◯◯」の一言で完結します。これを2週間続けると、Codexが過去の経緯まで踏まえて動いてくれるようになり、相棒度が一気に上がります。
稼げない人がやりがちな「3つの落とし穴」
落とし穴①:AGENTS.mdに書きすぎる
「ぜんぶ書かなきゃ!」と気合を入れて、AGENTS.mdに5,000字も書く人がいます。これ、逆効果です。Codexは長いファイルだと、大事なルールを見落とすことがあります。
目安は 1,000〜2,000字。それ以上の細かいルールは、docs/に分けて入れましょう。
落とし穴②:CLAUDE.mdとAGENTS.mdをごっちゃにする
1つのファイルに「CodexとClaude Code両方向け」と書く人がいますが、それぞれが見るファイル名は決まっています。必ず別ファイルとして用意してください。
落とし穴③:作って満足、更新しない
AGENTS.mdは「育てる」もの。作業をしていて「あ、これ毎回お願いしてるな」と気づいたら、その日のうちに1行追加。これを2週間続ければ、Codexがあなた専属に育ちます。
「AGENTS.mdの整備」が稼ぎに直結する理由
② prompts/ → よく使うお願いが 3分→10秒 に
③ CHANGELOG.md → 過去の経緯を毎回思い出さなくていい
稼ぐ人は、毎回ひらめきや気合で頑張っているわけではありません。「毎回同じ品質を、最小の手間で出せる仕組み」を、mdファイルで作っているんです。
そしてAGENTS.mdは、書けば書くほど「あなた専用の資産」になります。1ヶ月後には、他の誰にも真似できない、あなただけのCodex運用になっているはずです。
今日できること(ひとつだけ)
最後に、今日試してほしいことを1つだけ。
あなたのCodex CLIを使うフォルダの一番上に、AGENTS.md を1枚だけ作ってください。 中身は、たった3行でOK。
- 「私は◯◯(あなたの仕事や副業の中身)をしています」
- 「文章の口調は◯◯でお願いします」
- 「◯◯という言葉は使わないでください」
たった3行。所要時間は2分。でも、明日からのCodexとの会話が、別人のように的確になります。